コンテナハウスの新築 建築費以外に何の費用がかかる?
サブスクリプションサービスやカーシェアリングやシェアハウスなど、ライフスタイルや考え方や価値観の多様化に伴い需要が高まって一気に普及したものはたくさんありますが、コンテナハウスもその一つです。お洒落でスタイリッシュで存在感のある建物がある日突然出現し、それがコンテナハウスだと知って驚いた経験があるという方も多いのではないでしょうか。
コンテナハウスのメリットは?
コンテナハウスのメリットについてですが、住居やガレージや宿泊施設や物置や店舗や事務所や植物栽培や喫煙室やイベントスペースなど用途が様々で使い道が多く万能、更地でゼロの状態から土台作りをして建物を建てるよりもコストが大幅に抑えられて一般的な建築物よりも工期が圧倒的に短い、二階建てにしたり間取りをフレキシブルに変えたり天井を高くしたり異素材のものを組み合わせたりなど自由度が高く可能性が無限に広がる、コンテナ特有の機械っぽさや無機質な構造がかっこよくてインテリア性の高い空間を作ることが出来るなどがあります。
遊び心や好奇心や創造性が掻き立てられる魅力的な存在です。熱がこもりやすくて高温になったり設置する場所が限られたりセキュリティ対策が大変だったりなどのデメリットもありますが、それを凌駕するほどの大きなメリットを優先して利用する人が急増中です。
本体以外にかかる費用のこと
コンテナハウスの本体以外にかかる費用についてですが、土地代や工事代や輸送費や固定資産税などがあります。大きなコンテナを搬入しなければなりませんので、大きな道路に面していたり道幅が広かったり周りに邪魔になるものが無かったりなどの条件を設けて土地選びをすべきです。
土地自体はさほど広くなくてもOKなので、好立地で安くて良い土地がすぐに見つかるでしょう。工事費は、電気配線や水道配管や外壁塗装や断熱や防音など基本的な外装工事・内装工事が必要です。
耐用年数は50年程度ですが、一般的な建物と同様に経年劣化による不具合やトラブルは随所で発生しますので、定期的にメンテナンスをして必要に応じて修復工事や部品交換などのケアを重ねていく必要があります。
動かすことが出来るコンテナを保有するだけなら固定資産税はかかりませんが、その土地に根付いて住宅にして住むとなると建築物扱いとなり固定資産税の支払い義務も生じます。自由度が高くてお洒落で万能でメリットだらけのコンテナハウスですが、普通の住宅同様にそれなりの費用がかかるということも理解しておきましょう。