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海の見えるコンテナハウスに住みたい!風雨や海水への耐久性を教えて

コンテナハウスは腐食耐久性も抜群!

海の見えるコンテナハウスでの生活は想像するだけで魅力的ですが、実際に住むとなると耐久性が気になります。当然のことながら海の近くは潮風が吹きますし、潮風は金属を腐食させてしまうので、例えばアルミバンのような車両だとあっと言う間に腐食が進行する恐れがあります。

アルミ素材は腐食が進むと白く粉を吹いたり、穴があくことにもなるので、海のような場所で使用する際には特に注意が必要です。降雪地帯では塩分を含む融雪剤もアルミバンにとって大敵ですから、耐久性という観点でいえば、やはり塩分全般が懸念材料になるといえるでしょう。

風雨についても、海の近くでは塩分を含む雨が問題になりますが、いわゆる酸性雨も無視できない耐久性の問題の1つです。その為、海の見える場所でコンテナハウス生活をしたいなら腐食耐久性の懸念が大きいアルミバンではなく、ステンレスのように腐食に強い材質のコンテナハウスを検討するのが現実的です。

ステンレスは鉄鋼をベースとした合金ですが、鉄と違って実は塩分に耐えることができます。すぐに赤錆が生じて鉄がボロボロになるような環境でも、ステンレスは殆ど変化しなかったり、水で洗い流すだけで輝きを取り戻すことがあります。

理由はステンレスを構成するニッケルとクロムという金属で、これらが鉄よりも強い耐久性を実現しています。ただ、酸素に触れないと腐食が進む性質があるので、コンテナハウスは定期的に水で汚れを洗い流す必要があるでしょう。

 

メンテナンスでコンテナハウスの寿命を伸ばそう!

しかし塩害仕様のコンテナハウスであれば、鉄ベースの車両でも腐食に耐えることが可能です。塩害仕様とは潮風が吹きつけるような環境で使用することを想定して、腐食の発生や進行を食い止める仕上げが行われるものです。
車だけでなく、エアコンの室外機のように、屋外に設置する機器にも塩害仕様の製品が存在します。塩害仕様は材質そのものも潮風、塩分を含む風雨に強いものが選ばれますが、更に厚く塗装をすることで腐食の発生や進行を防ぎます。

メッキ仕上げの製品もありますが、少なくとも複数の塗装やメッキを重ねることで、腐食を発生しにくくさせているのは確かです。結局のところ、コンテナハウスの寿命は使い方によっても変わってきますから、塩害仕様ではないとしても一概に駄目とは断言できないです。

非対応のものを対応仕様に改造する手もあるので、非対応だからと諦めてしまうのは早計です。しっかりと塩害対策をした上でこまめなお手入れをすれば、5年10年後も問題なく暮らせるでしょう。